| 訓練・歩行指導編 |
| Q 盲導犬候補犬は何歳くらいから訓練をはじめるのですか? 生後1年〜1年2カ月ころから開始します。候補の犬については協会独自に優秀な両親犬を確保し、繁殖や飼育はボランティア家庭にご協力いただいています。 |
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Q 盲導犬の訓練はどこでしているのですか? ●北海道盲導犬協会(札幌)● ●財団法人 日本盲導犬協会● ●財団法人 中部盲導犬協会● ●財団法人 関西盲導犬協会● ●社会福祉法人 日本ライトハウス● ●社団法人兵庫県盲導犬協会● ●財団法人 福岡盲導犬協会● |
| Q 候補犬の訓練はどんな内容なのですか? 盲導犬としての必要な科目を教え、服従心と学習への態度の基礎をつくる『服従訓練』。ハーネスを付け、段差や分岐点の告知・障害物回避・信号や踏切の横断・電車やバスの乗降などを教える『誘導訓練』。このあと指導員が目隠しをして仕上げとテストを行います。期間は約3ヶ月〜6ヶ月です。 |
| Q いくつくらいの命令を教えるのですか?
「カム(おいで)」「シット(お座り)」「ダウン(ふせ)」「ゴー(前進)」「ドア(ドアノブを捜して鼻を付ける)」「チェアー(椅子を捜す)」などをはじめ、約30の命令に従うように訓練しています。 |
| Q 命令語が英語なのはなぜですか?
日本語には『男言葉』と『女言葉』があります。男女どちらが使ってもおんなじで、周りのひとが聞いてもあまりきつく感じない、簡潔な言葉ということで英単語を使用しています。 |
| Q 訓練でいちばん難しいポイントはなんですか? 樹木の枝や看板類など、犬の高さでは通れても人間にはぶつかってしまう障害物があります。人間の頭の高さの物体を、危険だと判断するように教え込まなければなりません。また、「ゴー(前進)」の命令を出しても、車などが近付いて危険なときは命令に従わない『利口な不服従』も大切なポイントです。この二つ が身に付かなければ、アイメイトとしては働けません。どちらも指導員が、根気よく教え込んでいきます。 |
| Q 訓練の結果、盲導犬として不向きな犬はどうなるのですか? 繁殖奉仕や飼育奉仕をお願いしている家庭に引き取られ、大切に育てられることになります。 |
| Q 犬と使用者の組み合わせはどう決めるのですか? 人間と同じように、犬にもそれぞれ性格があります。入校した使用希望者といろんな話をするなかでその人の性格を判断し、性格の似ている犬とパートナーを組んでもらいます。 |
| Q 使用者が受ける歩行指導とはどんなものですか? 最低4週間、協会の施設に合宿しながら、歩行指導や盲導犬と一緒に生活するための指導を受けます。、排便の始末や犬のシャンプー・ブラッシング、餌の作り方、使用者自身の日常生活指導なども行います。 |
| Q 日常生活指導という、犬とは関係ないことも教えるのですか? 盲導犬の目的は、視覚障害者の自立をサポートすることです。視覚障害者ができないことだけに手を貸すという方針で接し、晴眼者に近い生活をするように指導しています。たとえば、入浴時や日没後は部屋の明かりを点けるとか、ナイフ・フォークを使えるようにするとか、魚の食べ方といった小さなことから、社会との接し方などについても、この機会にと指導しています。 |
| Q 道路以外ではどんな場所で指導するのですか?
歩行指導ではだんだん難易度を高め、3週間目には歩道のない道路を歩行。4週間目に入ると、電車、バス、自動車、繁華街の人混み、デパート、エレベーター、エスカレーターなどにも慣れるための指導を行います。 |
| Q 卒業後、使用者の暮らす地元でも指導するのですか? 各盲導犬協会によって違いがあります。地元の道を教え込むと、応用が利かなくなって、その道しか歩けなくなるという考えから、基本的にしていない協会もあります。 |